2022年01月23日

★ごみ分別アプリの機能充実を/令和3年12月議会

ごみ分別アプリの機能充実を

次に、『ごみ分別アプリの機能充実を』について提案します。

コロナ禍において変化した市民生活の例として、自宅の掃除、家財の整理が進み、ゴミの量が増えたことがあります。

特に、粗大ごみは顕著で、粗大ごみの申し込みは、電話がなかなかつながらないとか、また、引き取りに数週間かかるなどの声もお聞きします。

一方で、清瀬市の提供しているごみ分別アプリは大変に好評で、転入して日が浅い若い世帯の方々にも、とても有難がられています。

そこで、このアプリの機能をより充実させ、粗大ごみの申し込みを含め、より機能の充実を図ってはいかがでしょうか。

また、今般のコロナ禍におけるごみ行政の混雑状況についての詳細、ゴミアプリの最新のダウンロード数と合わせてご所見をお伺いします。
【答弁/高見澤進吾市民環境部長】
議員ご指摘のとおり、令和2年度における家庭ごみについては、コロナ禍における状況下において、家食や在宅勤務、家の片づけなど、在宅時間が増えたことにより、家庭ごみ量が増えている状況であります。

特に、粗大ごみの回収状況については、コロナ禍前までは受付から回収までにおおむね2週間を要していましたが、コロナ禍となり、一時期は長いときで1か月半以上となっており、現在では、おおむね3週間待ちの状態となっております。

受付方法は、電話または電子申請サービス、持込みの3種類で、年間の受付件数は約2万5,200件、電話と電子申請の割合はおおむね9対1といった状況で、電話の依頼が多い状況となっていることから、電話がつながらないといった状況が2年近く続いており、それに伴い対応する職員の負担も増加している状況でございます。

一方、市民の皆様からは、電話がつながりにくい、あるいは電子申請システムが使いづらいといったご意見を多くいただいております。

電子申請システムの使用しづらい理由としては、収集日や依頼した品目を後日に改めて確認できないことや、選択できる品目数に限りがあるため、品目選択をした際に該当がないといったことなどが挙げられています。

そうした中、本市では、市民に対してのごみ行政に関する周知方法の一つとして、ごみ分別アプリを導入しているところです。このアプリはスマートフォン用アプリで、分別方法を手軽に検索したり、資源やごみの収集日をお知らせしたりする機能がついております。

アプリのダウンロード数は、毎年1,400件ほどのダウンロード数でしたが、廃棄物処理手数料の改正及び戸別収集実施に伴い、収集日の変更などを行ったことから、市民の皆様のごみに関する意識の高まりもあって、令和2年度においては4,700件ほどダウンロードされており、令和3年10月現在では、通算1万4,500件のダウンロードがされ、市民の皆様に活用いただいているところです。

また、アプリをご利用されている市民の方からは、自宅から近い粗大ごみ処理券や指定収集袋の販売店等の検索機能や、粗大ごみの申請機能など充実してほしいとのご要望もいただいているところです。

ご提案いただきましたごみアプリによる粗大ごみの申請につきましては、ごみ分別アプリから連携して粗大ごみの申請ができ、品目検索の機能が充実し、品目選択が容易にできるようにすることや、回収日前日にリマインド通知ができるようになれば、市民サービスの向上につながるとともに、出し忘れ対策になるとも考えております。

また、職員側といたしましても、これまでの手入力による手間やヒューマンエラーといったミスがなくなり、申込み情報の一元管理や即時処理が行われることに加え、収集業者への簡便な作業依頼が可能となるため、これまでの課題や作業効率の改善が期待できると考えております。

ごみ分別アプリ機能充実は、こうした効果とともに自治体デジタルトランスフォーメーションを推進するためにも導入に向けて検討してまいります。

続いて、ごみ分別アプリについては、様々要望だけしますね。何はともあれもう三つの方法のうち、電話、電子申請、それから自分で持っていく、この三つの方法のうち、電話が圧倒的に多いんです。私も何か用があって電話するけれども、ほとんどつながらないですよ。電子申請についてはまだまだやっぱり利用される方が少ない。その一方で、ごみアプリというのは物すごくダウンロード数があるという答弁がありました。

やっぱり今の方は、ネットの中で付随して、設問項目が適切であれば、もうそれをやるのはこれはもう当然のことです、これは。これもデジタルトランスフォーメーションの一環でございます。ぜひともごみ分別アプリを充実させていただきたいと思います。

我が会派の斉藤議員から、生ごみ処理機助成についての案内もしてくださいとか、様々要望があります。ごみ分別アプリを開くと、清水議員のあれにもありましたね、生ごみの処理方法、各家庭で様々なアイデアが市民の中に集まっていると思いますので、ごみ分別アプリの中で市民の「うちはこうやって生ごみを処理しているんですよ」「こういうふうにガーデニングに使っていますよ」とか、そういうアイデアが披瀝できるようなページに飛んでみるとか、いろいろ考え方によっては楽しいアプリになるんだと思うので、ぜひご検討いただきたいと思います。

Posted by takosuzuki │ ■議会報告/City Concil Report | 優しいまち-福祉