2022年05月14日

★清柳園跡地に洪水を防ぐ貯水池を/令和4年3月議会

清柳園跡地に洪水を防ぐ貯水池を

長年清瀬市においても、また柳泉園においても、懸案となっていた清柳園について、ようやくその展望を開く上で大きな動きがありました。

清柳園は、今から50数年前の昭和43年に、清瀬市のごみ焼却施設として造られ、その後柳泉園の設置を経て柳泉園に移管した後、昭和60年に廃止されて以降、今日まで長らく有効な利用がされず現在に至っています。

しかし、令和元年10月の台風により、旧施設が破損したことなどを受け、令和2年11月に清柳園解体に向けたロードマップの策定、令和5年度に解体が完了する計画が示されました。そして今年度の実施設計において行われた土壌汚染調査にて、少量とはいえ有害物質の検出がされたため、来年度は新たに土壌汚染状況の追加調査が必要となり、事業の1年延長が見込まれています。

あわせて今後は、いよいよ解体後の跡地利用が議論されていくと思います。どうするにせよ、解体そして土壌入替えに至るまでの大変に費用がかかりますし、それは直ちに構成3市にも影響のあることは間違いありません。跡地利用として考えられるのは、清瀬市が購入し、何らかの本市の施設として利用するか、民間に売却し住宅などとして再開発されるなどが考えられます。清瀬市内にある土地ですから、本市として購入するのが一番よいと思われますが、購入目的が明確でないものを多額の予算はかけられません。また民間に売却しようにも、住宅用としては、河川沿いということや、元焼却施設などということから手が挙がりにくいとも考えられます。

ここでこの土地の特徴を、マイナス面だけでなく優位性ということで考えてみると、かねて申し上げているとおり、柳瀬川沿いにあるため突発的な豪雨対策に貯水池として利用することが最も適していると考えます。であれば購入先は、清瀬市でも民間でもなく、河川管理をしている都ということになりますし、そうした用途であれば公益にも資すると思います。

具体的には、金山貯水池のように、柳瀬川の豪雨時には一時的に河川水を逃がす池にします。そのためには、清柳園の土地だけでは敷地面積が少ないため、隣接する現在の環境課の土地、また野球場も合わせて都に購入いただき、一帯を広く貯水スペースとして使用する。平時における利用方法は、金山貯水池のように親水公園もよいかと思いますが、やはりここは平地として利用できる、野球場と駐車場などとして再整備することで、スポーツエリアとしての下宿地域の価値を高めることもできます。いずれにしても所有者は柳泉園ですから、柳泉園に対してそうしたことを提案してはいかがでしょうか。

そこでお聞きしたいのは、まずは清柳園の解体計画とそれにかかる費用について、今後の跡地利用に係る見通し、清瀬市としての清柳園跡地についての考え方、柳瀬川の豪雨対策における当該箇所の河川計画の現状、ご所見をお伺いいたします。

清流園跡地

【答弁/高見澤進吾市民環境部長】
清柳園の解体計画と費用について
初めに、清柳園の解体計画と費用についてお答えいたします。議員ご指摘のとおり、柳泉園組合は、清柳園、旧ごみ焼却処理施設について、令和元年10月、台風19号の影響で傾いた電気集じん機の倒壊防止工事を実施する中で、旧ごみ処理施設本体の老朽化がかなり進んでいたことを把握していました。そのため、柳泉園組合は、構成3市との協議を経て、令和2年11月に、清柳園解体に向けたロードマップを策定し、令和3年度に解体方法や解体費用などの実施設計の策定を行い、令和4年度及び令和5年度において、清柳園本体の解体を行うこととしていました。

概算費用として、建屋解体費用約1億2,000万円、土壌汚染処理費用約4億5,000万円、その他関連経費として約3,000万円、総額約6億円を見込み、その費用に充てるため、清柳園解体事業基金条例を制定し基金積立てを開始したところです。

その後、柳泉園組合は、清柳園焼却施設解体実施設計委託の契約を締結し、施設全体の解体工事に向けた実施設計の策定作業を進めておりましたが、ボーリングによる埋設物・廃棄物性状等の調査により、廃棄物の埋設が敷地全域に及んでいる可能性と、埋設廃棄物が存在する深さにばらつきがあることが判明しました。そのため、その詳細を把握すべく、令和4年度に、清柳園土壌汚染追加調査の実施をすることとし、議員ご紹介のとおり、令和5年度の解体完了を現時点ではこの追加調査により1年延長を見込んでおります。

今後、柳泉園組合は、追加調査の結果を踏まえ、令和5年度中に、土壌汚染処理工事を含めた解体工事の方法を検討し、発注に伴う設計図書等を策定することとし、令和5年度中に構成市と協議の上、再度解体工事の事業スケジュール、工事方法、事業費及び基金積立目標額等を踏まえた解体事業計画を示すとしています。

今後の跡地利用に係る見通しについて
次に、今後の跡地利用に係る見通しについてお答えします。今後の跡地利用については、柳泉園及び構成3市から成る柳泉園事務連絡協議会において、清柳園跡地利用に関する協議をしているところでございます。現在は、柳泉園での利用や民間への売却、また構成市が利用するなどが考えられる想定での意見交換を行っている段階であり、今後検討を進めていくこととしております。

本市としての清柳園跡地の考え方について
続いて、本市としての清柳園跡地についての考え方についてお答えいたします。現状、今後の清掃事業に支障がないように課題整理に努めているところでございますので、それを踏まえながら本市の方針をまとめていきたいと考えております。

議員のご提案の貯水池の用地として東京都に購入していただき整備していただくことについては、そのことにより土壌汚染処理費用が軽減できることとなれば、柳泉園組合の負担、ひいては構成市の負担軽減につながるとともに、平時にスポーツエリアとして利用可能となれば、下宿地域のスポーツ施設の集積という面でのシティプロモーションも期待できることから、実現が可能であれば魅力的な提案と考えております。

一方で、本市の抱えております課題なども踏まえますと、慎重に検討をしていかなければならないとも考えております。

いずれにいたしましても、議員のご提案も含めて、費用負担の軽減も念頭に置きつつ、柳泉園組合構成市と協力をしながら協議を進めてまいります。

柳瀬川の豪雨対策における当該箇所の河川計画の現状について
最後に、柳瀬川の豪雨対策における当該箇所の河川計画の現状についてお答えします。東京都では、近年の台風で溢水被害が発生したことを受け、令和3年4月に、優先的に整備を実施する流域とし、柳瀬川流域を対策強化流域に位置づけ、柳瀬川流域河川整備計画の変更を行っており、現在パブリックコメントを実施しているところでございます。

今回の河川整備計画の変更は、時間最大50ミリ対応の河川を新たな目標整備水準として、時間最大65ミリの降雨に対応するための調節池等を整備する計画でございます。

この計画の中で、柳瀬川においては、小金井街道に架かる、清瀬橋の一つ下流に架かる松柳橋から金山橋までの区間に調節池を整備することとなっており、今回変更する計画の中では下宿地域において調節池を整備する候補地はございませんが、東京都に状況を確認したいと考えております。

清柳園については、かねて我々清瀬市民にとっては懸案事項というか、どうにかならないのかと思っていたところであります。

どうなっていくのが一番いいのかということですが、さっき部長答弁にもありましたとおり、考え方としては、柳泉園で使っていくんだ、また構成3市で使っていくんだ、清瀬市で使っていくんだ、この三つがあって、民間に売るというのもありましたね。構成3市でというのは、清瀬市以外の東久留米市や西東京市は買ってどうしようもないですしね、使いようがないので構成3市はないんです。それから、民間に売るといっても、さっき私申し上げたように、あれだけもういわくつきの土地ですから、万人が知っている焼却、元焼却施設。ですから、これもなかなか民間が買ってくれるとは思えない。買ってくれたとしてもたたかれちゃいますよね。

であるとするならば最後は、柳泉園として使う。先ほど来バイオマスの話もありましたが、今般、柳泉園議会として、バイオマス施設を川越市の視察に行きましたが、そこではいわゆる、本当は渋谷市長がいたら聞きたいところですが、微生物分解をして、それを燃やさずに処理をしていくというお話ですが、そういう人たちと柳泉園としてつくるという考え方もあります。これも柳泉園、というか近隣がそれはちょっと困るという、反対が多くなると思いますので、やはり清瀬市として何とかしていくしかないんだろうと思います。

清瀬市として、では使う場合にはどうすんだと言ったら、お金がない市ですから、もう安く柳泉園から購入して、それでまた何も手加えずに、さくらまつりのための駐車場に使うというのが一番お金かからずにいいんでしょうが、これでは余りにも芸がないといいますかね。

ですので、もう先ほど来、先ほど来だし前も私提案したことありましたが、ここを貯水池として東京都に開発してもらって、前回の私の提案は、下宿市民センター、下宿体育館の下に貯水槽を造って、そこに東久留米市大門町にあるようなスポーツ施設のように、地下神殿貯水池を造って、その上にスポーツ施設を造るということでしたが、やはりそれは数十億お金かかっちゃうので、今回は貯水池として、少し掘り下げて、貯水池ですから掘り下げないと水がたまりませんから、掘り下げるためには、汚染された土壌であろうときれいな土壌であろうと土壌を取らないことには掘り下げられないんだから、これが一番いいだろうという考え方です。

広いところに、野球場を造ったらどうかというのも、これは私かねて、市民の方からご要望いただいていました。清瀬は、サッカーはもうすばらしいところあるが野球場はないんだよ。そしてまたナイターできるところもない。貯水池として整備していただいて、そこに野球場を造っていくという考え方がいいんだろうと思うんです。

金山調節池を一つの参考例にしているわけです。金山調節池もご存じのように、東京都が造って、行政が管理しているということですが、金山調節池は柳瀬川の豪雨対策として自然公園になっているわけですが、要するに自然公園として整備をしたのは清瀬市なのか、東京都なのか、そこら辺がちょっと大変重要なポイントなんです。ここら辺もしご存じのところがあったら、ご答弁いただきます。
【答弁/原田政美都市整備部長】
金山調節池は、柳瀬川の治水安全度の向上を図るために、東京都により、平成5年に整備されたものでございます。

整備に当たりましては、土地の購入ならびに芝生広場や擬木の管理通路、さらには四季を通じて貴重な野鳥が見られるビオトープなど、上物の整備は東京都により行われまして、その後の維持管理につきましては管理区分に従いまして、東京都ならびに清瀬市双方にて実施しているところでございます。

東京都が造っていただいたということで。ですから今回もし、この話が実現する場合、まず貯水池を整備していただいて、清瀬市と協議をしてここを野球場にしたいんですよね。よし、じゃ野球、よしというとどうも渋谷市長になっちゃいますが、やはり野球場にしていただいて、それを清瀬市が管理するというような、この夢物語のような話になりますが。

先ほどのご答弁の中で、今般、柳瀬川豪雨対策として、そもそも清柳橋から、つまり下宿市民センターの先のJRの線路があるところ、また関越の下辺りですかね、あそこら辺から金山橋までの、現状は30ミリ対応、それを、50ミリ工事を今後していきましょうと。

だけれどもそうではなくて、今後のやはり地球温暖化で豪雨を考えると、50ミリでも心もとないと。65ミリまで引き上げようというのが、今般の変更計画の趣旨、先ほどご答弁あったとおりです。

その中でさっきのご答弁では、50ミリ対応の川にして広くするのか深くするのか分かりませんが、それをもっと広くもっと深くということではなくて、50ミリ対応は50ミリ対応の川としてやるんだが、プラス15、65にするわけですからプラス15の分を、どこか貯水池を造って、そういうふうにしていきましょうというご答弁だったですね、それでよろしいですね。

先ほどのご答弁でも、松柳橋から金山橋までの間にその貯水池を造ってというお話でした。松柳橋というのは、中里団地の先っぽのいわゆるアカバケのところに抜けていく橋のことだと思うんですが、あそこから金山橋までの間に貯水池を造るということになると、下流向かって左側はこれ所沢ですから、ね。東京都ということはこっち右側ですから、中里団地があって柿の下住宅があって崖線があって、左側に金山公園見て、これはどう考えてもちょっと貯水池を造るような場所はないんですが、そこら辺具体的な場所はあるんでしょうか。
【答弁/原田政美都市整備部長】
東京都に確認しましたところ、詳細はまだ決まっていないということでございます。先ほど来、議員からご提案いただきました清柳園跡地が、調節池の候補地となるのか、東京都に確認をしてまいりたいと思っています。

だからもし、場所として、候補地として私はよくないんじゃないかと思いますが、だけれどもそういう意味ではタイミング的にも、パブリックコメントを求めるぐらいな、変更をかけている時期ですから、これはいいタイミングだと思うんです。

これ清柳園の、こういういい場所がありますから、ぜひということを、柳泉園を通じて東京都にお願いを、交渉していっていただきたいと思います。今後の交渉を期待しております。

Posted by takosuzuki │ ■議会報告/City Concil Report | 防犯防災