2023年06月15日
★プール跡地の有効利用を/令和5年3月議会

これも昨年令和4年9月議会にて取り上げたものです。その際は、清瀬第四小学校、清瀬第四中学校の未使用となったプールを、再利用の方針が決まるまで、豪雨の際の雨水貯留槽として使ってはという提案でした。清瀬第四小学校、清瀬第四中学校ともに河川の付近であり、特に清瀬第四小学校前の柳瀬川通りは道路冠水してしまう箇所、プールを空にしておけばそこに雨水がたまり、プール1杯分までは道路への流入を防げる。また、清瀬第四中学校にしても同様で、空堀川への流入が減るという趣旨でした。
ご答弁では、基本的には未使用となったプールは撤去していく方針であり、貯水槽としての利用はしないとのことで、その後、時間がなく議論を深めることはできませんでした。
★四小四中のプールを豪雨貯水槽に/令和4年9月議会 2022年11月30日
使わなくなったプールの跡地はどうなるのか
今回、また新たに、芝山小学校、清瀬第十小学校、清瀬中学校も水泳授業の民間委託が発表され、使われなくなるプールが5校となります。今回、改めてそうした使われなくなったプールの今後について、お伺いをいたします。
基本的な考え方としては、未使用地として売却していくことが望ましいのだろうと思いますが、清瀬第四小学校プールは公道に接しており、住宅も隣接していることから、売却の可能性はあると思いますし、また清瀬中学校も、今後、小中一貫校として統合していく可能性の中で、余剰となった土地は売却し、改築費用にも充てていきたいところです。
四中プール跡地は避難用の駐車場にしては
問題は、清瀬第四中学校で、清瀬第四中学校プールは公道に接していないため、売りにくい、また将来的には、清瀬第四小学校との併合も考えると。そのための一定の面積は確保しておきたいとも考えます。
その意味では、直ちに撤去するというよりは、当面、プールは温存し雑木林から出る落ち葉の捨て場として開放し、堆肥づくりに利用してはいかがでしょうか。また、撤去費用があるのなら、プールを撤去して空き地とし、有事の際、避難所機能の中で駐車場スペースに、また炊き出しスペースとしてはいかがでしょうか、ご所見をお伺いいたします。
【答弁/南澤志公教育部長】
学校プールの老朽化に伴い、多額の改修費用がかかる清瀬第四小学校と清瀬第四中学校におきましては、令和3年度より、民間のプール施設を活用し、プール授業を開始いたしました。児童・生徒、保護者の皆様からは、水温、水質、衛生面などの環境が安定し、天候に左右されない授業で、泳力も伸びたとの声も聞かれ、大変好評をいただいております。加えて、来年度からは、プールの老朽化の進行状況を踏まえ、水槽内やプールサイドの防水シート改修が必要な芝山小学校と清瀬中学校において、また、ろ過装置やその配管の老朽化が著しい清瀬第十小学校において、新たに民間プール施設を活用した水泳授業を実施することといたしました。
ご質問いただきました清瀬第四中学校のプールでございますが、現時点では、活用方法はまだ定まっておりません。ご提案いただきましたプールを雑木林から出る落ち葉の捨場として開放し、堆肥づくりに利用することにつきましては、現在プールに水がたまらない状態ではありますが、以前、落ち葉と雨水の影響で、チョウバエなどの害虫が発生した経緯がありますので、もし落ち葉の集積場所となると、何かしらの施設的な改善が必要と思われます。
また、鈴木議員がおっしゃいますように、除去して、有事の際の駐車場とすることにつきましては、学校の防災拠点としての機能を高めることにもつながると考えられます。
いずれにいたしましても、資産を有効に活用することが第一に求められますことから、今後、公共施設の基本的な考え方に沿って、庁内横断的に、様々な角度から有効活用、その方法について研究してまいりたいと考えております。
Posted by takosuzuki
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