2023年06月15日
★リハビリテーション学院跡地の車避難所利用を/令和5年3月議会

令和3年9月議会にて、このリハビリテーション学院跡地について、有効に使わせていただけないか、提案をさせていただきました。その際のポイントは、今般の南部地域児童館建設構想としての中央公園の再整備に係るエリアの有効利用のためでした。
★リハビリテーション学院跡地の再整備を/令和3年9月議会 2021年11月23日
今回の提案でも、できれば中央公園がリニューアルされた暁には、より多くの市民にお越しいただきたい。そのためには、より広い駐車場を用意しておきたいという目的はあります。それとともに、自然豊かなあの場所をただの空き地としておくことはもったいない。せめてお貸しいただいているものなので、貸与条件に反しない範囲の中で、広く市民のために有効利用させていただきたいという思いから、再度提案をさせていただくことにしました。
では、貸与条件の範囲の中での有効利用とは何か。前回いただいた答弁では、「独立行政法人国立病院機構東京病院より、災害時等の避難場所及び物資集積所、消防団活動訓練所施設等の活用に限定して、毎年度、賃貸借契約を更新する中で、無償で使用させていただいている」とのことでした。あわせて、「ドッグランやトイレなど有効活用の実現は、現状では難しい」とのご答弁もありました。
今回、リハビリテーション学院跡地を駐車場にし、そこは、降雨時においては車での避難所として利用しては、という提案です。
豪雨時では、柳瀬川や空堀川付近にお住まいの方々は、避難指示を受けて避難する際、最寄りの避難所に行くか、ないし車で安全な場所に一時退避するということになります。多くのご家庭では、避難時にはできる限り最少の貴重品や避難先で必要になるであろうものを持っていかれることと思います。ましてや豪雨の中ですから、自家用車をお持ちの方は車で避難したい。しかし、避難所は基本的には駐車場はなく、車での避難を断っています。
現状、車での避難所は少なく、今後、整備設定は必要であろうと思いますし、その意味では、お貸しいただいている避難場所としてという条件には外れていないと思います。また、豪雨などでの災害時のみということでなく、平時においても中央公園や隣のアカマツ林の見学のための駐車場としてふだん開放することで、市民の皆様にも認知されていくことと思います。ご所見をお伺いいたします。
【答弁/粕谷靖宏総務部長】豪雨災害リスクは高い。なのでしっかり対策を
リハビリ学院跡地の様々な利用に関わるご提案につきましては、令和3年第3回定例会の一般質問でご答弁させていただいておりますが、当該地は平成26年から、災害時における市民避難場所、避難及び物資集積所、平時における清瀬市消防団活動訓練所施設としての活用に限定して、独立行政法人国立病院機構東京病院から、毎年度、貸借契約書を更新する形で、約2万4,000平米の土地及び屋内体育館を無償で使用させていただき、現在に至っております。
議員から、リハビリテーション学院跡地を、平時には駐車場として活用を図り、特に豪雨時において、自動車で避難される方の避難場所として利用のご提案をいただきました。
平常時における公共施設利用者の駐車場としての活用につきましては、先ほどの貸借契約書の使用目的に照らして難しいのではないかと考えております。
また、豪雨時において自動車の避難所につきましては、使用目的の一つに災害時等における市民避難場所と明記はされておりますが、このリハビリテーション学院跡地には、現状ライフラインである電気・ガス・水道の整備がございません。また、避難者の駐車場とするためには、ロープなどによる区画の整理、避難者用トイレの整備を要しますが、夜間は暗く、大雨の中で避難される方に、安全に過ごしていただくことが難しいことや、避難される方の自動車接触や人身事故発生の懸念もございます。
自動車による避難場所とするためには、新たな照明整備等には経費を要しますことから、当該地を自家用車で避難される方の避難場所として活用することも難しいと考えており、ご理解をいただきたいと存じます。
本市では、風水害時に開設予定の避難所一覧に基づいて、避難所開設することとしております。避難所は、地域市民センター及び小中学校としており、避難者用の駐車場の想定はございませんが、議員からご提案の風水害時における自動車による避難につきましては、大変重要な視点でございます。
このことから、市では、避難指示対象地域にお住まいの要支援者と一緒に避難する方を対象といたしまして、コミュニティプラザひまわりの体育館及び駐車場を避難所として、令和3年に追加指定しております。この運用を通して、風水害時の自動車による避難における課題を整理してまいりたいと考えております。
市では現在、清瀬駅南口地域に、児童館・中央図書館等複合施設及び中央公園の整備を計画しておりますので、各種条件が整えば、風水害時に自動車で避難される方の避難場所としての活用につきまして、検討してまいります。
この件は、焼き直しばかりなんですけれども、私、3期12年、今回この任期でなります。干支でいう一回りしたので、この10年間の中で、一番トピックになるのをもう一回やろうということで、さっきの柳瀬川回廊の件と、このリハビリテーション学院跡地のことを申し上げました。清瀬は、豪雨災害は一番災害リスク高いわけです。避難指示が出るのだって豪雨のとき、ほぼほぼ、だけなんですよ。川がないところは、もちろん豪雨による浸水で避難とかということもあるのかもしれませんけれども、清瀬は、川が2本ないし3本あるところなので、ぜひ豪雨による避難に当たっては、車で避難できるところをしっかりと整備していただきたい。
木蜜地帯である南部地域に避難所確保を
もう一つは、狭い市ですよ、清瀬市、この小っちゃな市の中で、あれだけ自然豊かな、ましてや松山という木密地域、土地がきつきつなところに、あれだけの広大な自然豊かなところがあるので、買えということはないので、お借りしている間は何とか有効に使えないかなという趣旨です。テニスコートということも前回言いましたけれどもね。テニス場もなかなかなくて、あれだけ広い面積で、2人とか4人しか使わないんだから、絶対数が足りないですね。だから、つくれるところはぜひ使っていただきたいと思います。お願いいたします。
Posted by takosuzuki
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