2023年06月15日

★タブレットを使った教育について/令和5年3月議会

タブレット教育について

タブレットを使って教育はどのように行われているか
タブレットを使ってのIT教育が開始されて数年がたちました。国の旗振りによって進められたIT教育は、ここ数年の教育現場を一変させました。その間、巨額の予算を投じて、多くのIT機器が導入されましたが、それはあくまでも教育環境としてハードの整備がされたということであり、それが子どもたちの学力向上などに生かされていかなければ意味がありません。

その意味では、このIT教育が学力向上を含め、どのような効果をもたらしたのかお伺いいたします。あわせて、タブレットを使っての授業はどのように行われているのかをお聞きいたします。

かつて私は、総務文教常任委員会視察で、宮崎県日南市の学びの杜、北郷学園・北郷小中学校のパワーポイントとプロジェクターを使った授業を拝見し、ぜひとも清瀬市にもと提案をしたことがありました。その時点では、清瀬市では、まだまだ黒板にチョークという授業が行われていましたか。しかし、今やGIGAスクール構想の進展により、生徒一人一人に1台の端末が配備をされております。

教育現場にICTの活用を/平成28年度12月議会 2017年8月15日記事

このように教育現場におけるIT教育のインフラ整備が整った今日、実際の教育現場では、それぞれの先生方がそれぞれの創意工夫によって授業を行っているのだろうと推察をいたします。

民間アプリを使っての教育を
しかし、端末を使った学習方法として、最も適した学習方法は、端末用に開発された学習アプリであろうと思います。自分で学習できるこれらのアプリは、子どもたちの予復習に適しており、まさにスマホで育った今の子どもたちに最適な学習方法でないかと思います。

そこで、これら民間の学習アプリを導入し、清瀬市の子どもたちの学力向上へ利用してはいかがでしょうか。ご所見をお伺いいたします。
【答弁/紅林兼一教育部参事】
まず、子どもたちの学力向上の効果についてでございますが、本市では令和3年9月、市内全小中学校での端末活用が始まってから、約1年半がたちました。この間、新型コロナウイルス感染症拡大防止等、学びの保障の実現に向けて、近隣自治体に先駆けてオンライン授業を行う対応を取ってまいりました。各学校や教員にとっては、まさに実践を積み重ねながら、よりよい活用を探り出していくという状況にありました。

そのような中にあって身につけるべき学力の一つである情報活用能力は、端末導入前より確実に伸びてきているといった認識でございます。このことによって、学習指導要領が定める主体的・対話的で深い学びの実現に向け、学校内外を問わず端末を活用して多様な地域、多様な人々との議論をしたり、調べ学習を行ったりする授業が展開されるなど、令和の日本型学校教育の実現に、一歩一歩着実に進んでいると感じております。

教育委員会として、これら児童・生徒の情報活用能力や主体的・対話的で深い学びを進める力がいかに伸長したかを、学術的に明らかにするために、大学と連携した調査研究を進めてまいりましたが、この研究成果を受け、今後の施策に生かしていければと考えております。

次に、端末を活用しての授業についてでございますが、例えば各学校では端末を使った調べ学習や話合い活動の活性化が図られております。一例を挙げれば、オンラインで佐渡市とつないだトキ学習など遠隔地との交流や、北海道音威子府村立音威子府小学校とオンラインで接続し、社会科の授業交流や情報モラルの学習を一緒に展開する取組などが行われております。

また、神戸市、人と防災未来センター主任研究員から、阪神・淡路大震災の教訓について講話を、オンラインを通して全校・全クラスへ配信し、防災教育の充実に取り組んだ学校もございました。

このように端末を活用した授業はこれまでの学校教育ではなし得なかった新しい学びが実現できることから、一層の活用を図ってまいりたいと考えております。

次に、学習ソフトについてご答弁いたします。議員ご指摘のとおり、子どもたち一人一人の学習利益やつまずきを蓄積したり把握したりできる学習ソフトは、個別最適な学びを実現する上で大変重要なツールになると認識しております。

この認識の下、本市におきましては基礎的・基本的学習内容の確実な定着と思考力・判断力・表現力の習得を目指す学習支援ソフトを、全ての児童・生徒の端末に導入し、活用しております。

議員のご提案のとおり、本市が導入しておりますような学習支援ソフトの活用は、非常に有効であるとの認識の下、今後もその活用を推進していければと考えております。

ご答弁では、情報活用力が向上したということで、大変すばらしいことだと思います。昔の人たち、江戸時代とか、そういう人たちが一生かけて、または1年かけて得る情報を今の人たちは1日で得るとか、そういうような話がありまして、確かに四六時中パソコンを持って歩いているわけですから、スマホという。それはもう四六時中、情報がいっぱい入ってくるわけです。その中から何を選んで、何を活用していくかという意味での情報活用力が増えていったということは、すばらしいことだと思います。

清瀬市では爛疋螢襯僉璽瓩箸いΕ▲廛蠅鯀換擦濃藩
また、ドリルパークという学習ソフトを使ってやっておられるということもよく理解をいたしました。恐らくこれは、ご答弁にもあったように、小中学校清瀬市内14校全てが同じこのソフトを使っておられるんだろうと思います。その意味では、私は、やはり今回市報でも各校の様々な学力の点だとか公表していただいていますけれども、それは当然、各校が自分たちの児童、子どもたちの学力向上にどんなソフトが向いていて、何を使ったらどうなるのかということは、選択権、裁量権あってもいいんじゃないかなと思います。そういうところも含めてぜひ今後ご活用いただければと思っています。思っていますが、こんなこと言っていて何なんですけれども、私は、でもコロナ禍におけるリモート環境、教育現場もリモートで行われることが多々あったかと思いますけれども、リモートはやはりよくないと思っているんです。これはもう教育長がかねておっしゃっていることで、もう教育であれ、そしてまた教育じゃなくて、我々の日常の営みであっても、ブラウン管なりタブレットを通したやり取りというのはあまりよくないんだと思っていたんですよ、と思っているんですよ。

タブレットやITに依存し過ぎない教育を
昨日ちょっと本屋さんに行ったら、こういう本がありました。これは議長の許可をいただいて、持ってきましたけれども、「オンライン脳」という本で、川島隆太さんという、これはもう昔、2000年代、2000年初頭だったかな。脳トレのソフト、DSゲーム機のソフトとして開発をされた脳科学者の方です。

オンライン脳今、脳科学はすごくはやっていますけれども、先駆者の方ですね。この方が言うには、帯に書いてあるんですけれども、スマホ・タブレット・パソコンなどのデジタル機器をオンラインで長時間使い過ぎることによって、脳にダメージが蓄積されて、脳本来のパフォーマンスを発揮できなくなるとおっしゃっているわけです。昨今言われていて、この本には、それをデータで書いてあるわけですけれども、実験をしたデータとして書かれているわけですけれども、それともう一つが、コミュケーションには当然適さない。この単純に我々もそうだなと思いますけれども、それはなぜかというと、リモートだと視線が合わないんですよ。リモートでしゃべるときは、当然画面を見てしゃべるのか、カメラを見てしゃべるのかしますけれども、カメラを見てしゃべれば、相手の目線合いますけれども、カメラ見ちゃうと、今度、原稿見えませんからね。視線が合わないというのが、非常に脳に対してダメージ、ストレスを与えるということだそうですね。ですから、ここも本当は、教育長に、生の教育の現場の大事さということをご披露いただきたかったんですけれども、また次の機会にさせていただきます。

ぜひ、もう清瀬市独自のこれは教育でありますから、学習教材、端末は、補助教材としてしっかりと利用しながら、子どもたちの学力向上に努めていただければと思っています。よろしくお願いいたします。

Posted by takosuzuki │ ■議会報告/City Concil Report | 学校・教育・子育て