2023年06月15日

★市長の描く将来の清瀬について/令和5年3月議会

市長の描く将来の清瀬について

市長として初めてのフル編成した予算
今回の令和5年度予算は、澁谷桂司市長のお考えが100%反映された初めての予算となります。所信表明を拝聴しても、随所に澁谷市長の個性、お考え、カラーが出ていると感じます。

市長就任1年目となる昨年令和4年度予算では、前渋谷金太郎市長の編まれた予算枠の中で、まずは行政事業の根本たる役所改革として、「組織と意識」の改革に取り組まれました。

清瀬駅周辺再開発へ
初めから予算編成に取り組まれた今年度は、清瀬市の全体のイメージアップという点から、特に「清瀬駅未来構想ビジョン基礎調査」として、いよいよ本格的に清瀬駅周辺整備、北口南口含めた駅前広場の再編へ着手されるほか、清瀬市の象徴的なメインアベニューである「けやき通りのグランドデザイン」、また「秋津駅周辺整備」への足がかりとなるであろう8号踏切改良に取り組まれるなど、期待がかかります。

これら市長の描く清瀬市のグランドデザインについて、市長の持っておられる清瀬市の将来像を清瀬駅・秋津駅・けやき通りなどを通じて、ご披露いただきたいと思います。ご所見をお伺いいたします。
【答弁/澁谷桂司市長】
おかげさまをもちまして、1年が間もなく経過しようとしております。初めて今回、予算編成をさせていただきまして、当初予算ということで、このたびご審議をいただく運びとなっております。

清瀬市の財政状況が厳しいことに変わりはございませんが、清瀬市の未来の創造に向けまして清瀬駅や秋津駅の周辺整備など、中長期的な課題につきましても、着実に進めていかなければならないと考えているところでございます。それが、市の財政状況を結果的に改善させることができ、市民の皆様の福祉の向上にもつながることと、私どもとしては考えているところでございます。

所信表明でも申し上げましたが、駅はまちの顔であると、私ども考えております。駅周辺の整備を行いまして、にぎわいを創出するということにつきましては、まち全体の活性化につながるものと思っております。

清瀬駅につきましては、公明党の皆様からも議会でご要望いただいておりますとおり、エスカレーターやホームドアの設置につきましてご要望いただいており、これにつきましては、駅舎の改修が必須だと私ども考えております。鉄道事業者につきまして、この件につきまして、再三意見交換をしておりますけれども、やはり駅舎の改修と駅周辺整備の一体化が必要であるというような回答をいただいているところでございます。

したがいまして、今回、予算案でもお願いをしておりますけれども、基礎調査を行わせていただきたいということで、ご提案申し上げているというところでございます。

清瀬駅の周辺につきましては、西武池袋線沿線各駅と比較をいたしましても、清瀬駅の駅舎の改修につきましては、やはり遅れているという感が否めないものと思っております。商業施設でございます鉄道事業者の施設が併設されていないというのは、清瀬駅だけではないかと思っておりまして、こうした状況を一刻も早く改善していきたいと思っております。

そうしたことから、先ほど申し上げましたとおり、令和5年度の予算につきまして、清瀬駅周辺のにぎわいを創出する未来構想を戦略的に検討するための基礎調査を行わせていただきたいと考えてございます。この調査につきましては、跡地利用や道路交通などの現況整理、また地元住民の皆様との意見交換会などを行いまして、まちづくりに対する課題の整理、そして清瀬駅周辺の未来ビジョンの検討をしていきたいと考えてございます。

また、清瀬駅南口につきましては、現在、バス、タクシー、またほかの車動線と人との動線が交錯をするというような状況になってございます。これらの状況を改善すること、また、周辺商店街とのにぎわいの創出のつながりをどうつくっていくかなど、様々な検討をしてまいりたいと考えてございます。

清瀬駅北口につきましては、再開発の後、間もなく30年が経過しようとしております。駅前広場につきましても、陳腐化が否めないというような状況かと思っております。こうした中、駅前広場ロータリー内に、例えば商業施設が設置できないか、また、今現在、鉄道事業者が賃貸運営を行っております商業施設部分につきましては、二層建てで、鉄道事業者の商業施設としてバージョンアップができないかなど、市民の皆さんと様々な夢、またアイデアを出し合いながら、鉄道事業者とも連携をさせていただき、引き続き協議を図り、清瀬駅周辺の未来構想のビジョンについて検討してまいりたいと考えてございます。

また、秋津駅の周辺につきましては、長年の懸案でございます秋津駅8号踏切付近の安全確保につきまして、道路拡幅整備について検討していくため、道路交通量の調査や道路の概略設計について行っていきたいと思ってございます。

また、引き続き、東村山市や、所沢市とも協議をさせていただきながら、秋津駅周辺の整備につきましては、一歩ずつ着実に前進を図ってまいりたいと考えてございます。

けやき通りにつきましては、清瀬を象徴する緑と、ケヤキロードギャラリーの彫刻が相まって清瀬のメインストリートとして、清瀬の大きな魅力となってございます。その一方で、街路樹でありますケヤキが大きくなり過ぎたことによりまして、落ち葉の問題ですとか倒木の危険性、またムクドリの問題など、市民生活に与える影響が顕在化してまいっております。また、東3・4・15の2号線が整備されることに伴い、ケヤキロードギャラリーの彫刻作品につきましても、一部移転を余儀なくされているところでございます。

こうした状況を踏まえ、今後けやき通りを市民の皆様に引き続き長く愛していただけるメインストリートとして、どのように整備をしていくのか、周辺の景観も含めたグランドデザインの策定について、検討してまいりたいと考えてございます。

いずれにいたしましても、市民の皆様にはこれからも清瀬市に住み続けたいと思っていただき、また、訪れるまちとして選んでいただけるよう、選ばれるまちを目指し、清瀬のまちづくり、シティプロモーションについて、前に進めていきたいと思っております。 

何はともあれ、昨年度は、渋谷金太郎市長によって予算が組まれた後のご就任でしたから、もう澁谷桂司市長として、裁量が利く範囲がかなり小さくて、その意味で、今回は、自由にというか、澁谷桂司市長の独自のカラーが存分に発揮された予算組みだったんだろうなと思います。

清瀬駅の改修へ向け着手
その中で、清瀬駅の再開発に向けて取り組まれた。これはすごいことだなと思います。市長からもご披露あったように、私どもも、前の西畑議員が清瀬駅にエスカレーターをという提案要望を議会でさせていただいて、ほかにも様々な議員がこのエスカレーターについては、おっしゃられていましたね。

私は、その中でご答弁をお聞きしていて、要するに構造的にエスカレーターはつけられないんだよというご答弁で、だったら、駅舎改修をしてはどうですかということを、私、今から7年前の平成28年6月議会で、駅舎改修ということでお話をさせていただいたわけです。

高齢者にやさしい清瀬駅の改修を/平成28年6月議会 2016年10月04日記事

そのときの当時の黒田部長のご答弁では、東久留米の改修例を取って、8割方が地元自治体が予算を出したんですよと、費用を出したんですよと。そういう意味ではとても無理ですよねというお話でした。とは言っても、市長から今お話しあったように、清瀬駅というのは皆様もご存じのとおり、池袋から所沢までの間で、ほぼほぼ、もう数十年たっているような駅舎は清瀬だけだということでございまして、であるにもかかわらず、乗降客はかなり多い。西武池袋線の中でもかなり高位にランクづけをされている駅なんですね。また新たに市長おっしゃっていただいたように、商業施設、西武さんのEmioがないというのは、Emioですよね、Emioがないというのは清瀬だけという。

そういう意味では、本当に、手をつけるのはもう喫緊の課題であろうということは、もう誰しも思っていたけれども、何しろ多額の予算が、莫大な金額がかかるから、あれだけいろいろなことをおっしゃっていただいていた、自由におっしゃっていただいていた渋谷金太郎市長でさえも、やるぞとはなかなか言わなかったわけですね。

ここで駅改修を言っていただいた。やはり是枝監督の昔、昔じゃない、この間の「海よりもまだ深く」の映画にもあったように、冒頭は駅舎ですからね、あの映画の。清瀬駅からどんと始まったわけです。やはり駅というのは、そのまちを象徴する、市長言っていただいた顔であるし、私はやはり駅、建物そのもの、またその周辺も含めた意味での一つのランドスケープなんだと思います。今回、市長に言っていただいた清瀬駅北口・南口両方の調査研究に着手されるというのは、これはもうすばらしいことだなと思います。

北口階段下からアミュービルまでをアーケードに
私、これも前に、平成29年の3月議会で言ったんですけれども、清瀬駅北口からデッキに降りるとき、行くところで、バス停に降りると、アミューがあるわけです。アミューまでのところ、バス停の屋根があるんですけれども、大抵、雨が降っていたら濡れちゃうので、ぜひともあそこアーケードみたいにして、濡れないで行けるようにしてもらえないかということは申し上げたんですが、市長のお話では、例えばの例として、そこのアーケードのあるファミリーマート、ドトールコーヒーとかいろいろあるところを、市長案としては二階建てにして、Emioに入ってもらったらどうだというようなご提示もありました。

駅前アミュービルに健康センターを/平成29年3月議会 2017年08月17日記事

また、前のバス停待っている人たちももうごちゃごちゃで、お店に入る人たちも、交錯している。アミューもまた有効活用していろいろな人が出入りするようになれば、もうぐちゃぐちゃになっちゃうところですよ。

市長の改修イメージとスケジュール観
その意味で、市長おっしゃったように、駅広開発として、その辺も一新をし、そして、アーケードになるのか、市長おっしゃるような建物がもっとどんと大きくなって、バス停も含むようになるのか。そもそも市長おっしゃる、今回、ロータリーの真ん中にある木を、ムクドリの今すみかになっていますから、あれを剪定という話もありましたけれども、そういうことを含めて、市長が思い描いておられる、また今回、清瀬のまちの顔である駅を改修するに当たって、具体的に、これも市長一個人の感想でもちろん結構なんですよ。これはもう必ずしも市長が言ったから、そのとおりになるとはもちろん限らないので、市長のイメージとしてはどんな感じの構想、イメージ、ランドスケープ、清瀬駅周辺とはどんなふうになるのか。もし、一端をお聞かせいただければ。そしてまた、これ、いつぐらいをめどに、中長期ということですけれども、いつぐらいに完成めどがありますか。この2点お伺いします。
【答弁/澁谷桂司市長】
まず、私一個人のというような前置きでということで、いただいております。

まず一つは、鉄道事業者との協議が整わないと、やはり何も進められないかなというのがございます。これが前提で、ちょっとお話をさせていただきたいと思っておりますけれども、やはり今申し上げましたとおり、様々な課題があります。エスカレーターの問題ですとか、今おっしゃっていただいたバス停の問題ですとか、様々な問題がある中で、一つは、もう少しにぎわいを創出するようなしつらえができないのかなというところで考えております。

例えば冒頭申し上げましたけれども、今、植栽しておりますエリア、これ、タクシープールとバスプールで使っておりますけれども、そこの部分について、もう少し高層利用ができないかとか、そんなようなことも検討の課題、検討の選択肢としては上がってくるのかなと思っております。

もう一つは、南口ですけれども、南口につきましては、やはり先ほど申しましたが、バス動線、それからタクシー、それからそれ以外の自動車の動線と歩行者動線が錯綜しておりますので、これはある程度、整理をさせていただいて、安全にご利用いただける駅前広場、もしくは駅周辺という形にさせていただいて、歩行者の方がある程度安心して歩いていただけるような環境が整えば、その先の商店街にも足を運んでいただけるようになるかもしれませんし、そんなことも含めて、一体的に課題解決をしていきたいと思っております。

しかし、莫大な予算を投じるわけにはまいりませんので、北口の再開発のときには、300億円だったかと思いますけれども、かかっております。それと同じ、もしくは300億円と同じ事業をやるとなると、今恐らく500億円とか、それ以上かかってしまうと思いますので、それと同じ事業をするということ、これは全く不可能な話です。ですので、最小限の費用で課題を解決できるような手法、これ、民間の資金を活用したPFIを活用することも、もしかしたら選択肢になるかもしれませんけれども、そういうことも踏まえて、総合的にグランドデザインをつくっていきたいと思っております。

もう一つ、タイムスケジュールの問題ですけれども、なるべく早くやっていきたいと思っておりますけれども、一つその予算のめどがつかなければいけないということと、ある程度グランドデザインをつくるにしても、やはり市民の皆様、また地域住民の皆様と意見交換をさせていただき、皆さんと合意形成を図った上で、鉄道事業者とも協議をしていくというような幾つかのハードルがございますので、そこをある程度加味していくというところになりますと、竣工までには、どうでしょう、やはりある程度長いスパン、見ていただきたいなと思っております。あえてここで何年と言ってしまいますと、その数字がちょっと独り歩きしてしまう可能性があるので、そこはちょっとご勘弁いただきたいなと思いますけれども、ある程度、少し長い目で見ていただければと思っています。ただ、長い目でということでずっときておりますので、もうそれもここでおしまいにして、一つ計画を皆さんと一緒にきちっとつくり上げて、スタートしましょうということで、ある程度長期的にということでご理解いただければと思っております。

北口開発個人イメージ
※上写真は市長のお話のイメージから起こしたものです。写真中右のタクシープールあたりに建物を建てたイメージ。また線路に隣接する店舗のあたりも2階にしてエミオになるといいのような期待を話されていました。

スタートしたことが重要
市長もおっしゃっていただいたように、まずはゴーサインを出したという、まずはスタートしたというところが大事なんだと思います。この新庁舎も、思えば私が12年前に議員になったときに、いよいよ新庁舎建設準備委員会、耐震化建設委員会かな、スタートは。そこからスタートしまして、12年かかったわけですから、その意味ではこの大プロジェクトにしても、まずはスタートしたからには、必ずゴールがあるということで、期待をいたします。

秋津駅についても、これもまた同様で、様々な課題がある中で、駅広がなかなか開発できなかったということがあります。まずは、この踏切問題を解決していく中で、秋津駅の駅広もまた開発されていくんだろうと思っております。これも期待をいたします。何はともあれ、今回のご決断には大変評価をしてまいりたいと思っております。

Posted by takosuzuki │ ■議会報告/City Concil Report | シティデザイン・その他