2024年01月09日

★金山公園バーベキュー問題について/令和5年12月議会

金山公園バーベキュー問題について

BBQ放置ゴミの被害状況は?
これまで金山緑地公園に来られるバーベキュー客については、ごみ問題を中心として本議会でも再三取り上げられてきました。特に今年はコロナ禍明けということもあり、その規模が拡大し放置されたごみについても大きくクローズアップされました。

まず今夏までの総括として、ごみ放置含めた被害状況、それにかかった費用などお聞きします。

BBQなどで賑わう金山河川敷

一方で、この金山緑地地域におけるバーベキュー問題というのは、ごみ放置問題というオーバーツーリズムの観点だけではなく、いかに市のもつ貴重な観光財産を適正管理していくかという観点からアプローチしていかなければ、ただの公共施設の禁止項目を増やすだけという残念な結果にしかなりかねません。

BBQ場として適正管理することについての検討状況は?
その意味で、これまで庁内で議論検討されて、金山緑地公園におけるバーベキュー場としての有料化の是非、また有料化するとした場合の方法などついてお伺いし、再質問席にて答弁をお待ち致します。
【答弁/原田政美都市整備部長】
ご案内のとおり、柳瀬川は水と緑が堪能できる、清瀬市を代表する観光スポットであり、清流の復活とともにアユが遡上し、カワセミをはじめ、多くの野鳥が集う、自然豊かな水辺スポットでございます。

議員よりご案内のとおり、今年のゴールデンウイーク以降におきましては、新型コロナウイルスの影響も落ち着いてきたこともあり、金山緑地公園周辺の柳瀬川河川敷には、川遊びを行いながらバーベキューやキャンプなどを楽しむ方々が多く見受けられているところでございます。

一方で、ルールやマナーがお守りいただけない方などによるごみの置き去りが河川敷や公園内のほか、駐車場や遊歩道など、様々な場所で見受けられていることは、大変残念に思うところでございます。

これらのごみにつきましては、定期的に毎週本市で回収を行っており、また、市民よりご連絡をいただいた場合にも適宜対応を取っているところでございます。

BBQ放置ごみの被害状況
回収したバーベキューなどの関連と推測されるごみの量につきましては、令和4年度におきましては、可燃が2,520キログラム、瓶93キログラム、缶82キログラム、ペットボトル109キログラム、不燃398キログラムで、総重量といたしまして3,202キログラムとなり、費用につきましては、分別を行いリサイクルできるものを除き、約12万円となっております。

令和5年度におきましては、10月末時点となりますが、可燃が2,760キログラム、瓶75キログラム、缶90キログラム、ペットボトル100キログラム、不燃235キログラムで、総重量として3,259キログラムとなり、費用につきましては、分別を行いリサイクルできるものを除き、約12万円となっております。

金山緑地公園周辺のキャパシティとコロナ禍明けとして日常的な社会活動が今後も持続されていくものと考えますと、ごみの量としては、今年度の数量が参考になるものではないかと考えております。

今後の対応といたしまして、河川管理者であります東京都との連携を図りつつ、引き続き、利用者のモラル向上を図っていくことが重要であると考えております。

これまでも同様のご意見やご提案をいただいておりますことから、現在、柳瀬川の環境保全について、庁内関連部署により構成した庁内プロジェクトチームを立ち上げ、課題解決に向けた議論に取り組んでいるところでございます。

これまでは河川敷の幅や安全確保、管理方法などを考慮した場合、バーベキューの有料化については難しいとの結論となっておりましたが、庁内プロジェクトチームではその考え方をリセットし、再度バーベキューを含め、テントスペースへの有料化などが可能なのかも含め、柳瀬川回廊全体の活性化に向けて検討を行っており、今年度中には報告をまとめた上で、次年度以降にどのような取組が有効的で現在の状況が改善されるのか、議論を進めているところでございます。
観光資源として議論を
金山公園のごみについては、ごみ問題というマイナスで何とかしたいというマイナス要因としてではなくて、何といったって念願のアド街ック天国に出たんですよ。私これ言ったことありますよね、昔、アド街ック天国に出るような清瀬市にしていこうと。やっと念願かなって出て、そのナンバーワンが柳瀬川ですから。大勢の人が来るのも、それはもうやむを得ないし、むしろ来てもらいたいと思います。

個別に料金徴収するのが現段階では最適では
庁内検討いろいろしていただいた中で、私もいろいろ考えたんですが、なかなかお金を取るというのは難しいですよね。何しろクローズじゃないので。私考えたのは、だから入り口で取るんじゃなくて、もうテントを立てたり、お店開いているところに徴収員が1軒1軒行って、お金をもらうというのは、入り口、出口で取るんじゃなくて、やっているところに行ってもらうというのが一番いいのかなと思います。

いかにして取るかということよりも、その事業形態そのもの、そしてまた、年間通しての管理が難しいということがご答弁でありました。この件についてはちょっと時間がなくなってしまったので、また、4月の代表質問のときに続きをやりましょうか。

何しろ1年間、様々取り留めのない質問をいたしまして、令和5年度の一般質問、私のは以上で終わります。大変ありがとうございました。

Posted by takosuzuki │ ■議会報告/City Concil Report | シティデザイン・その他