2024年05月04日

★代表質問/健康推進施策について/令和6年3月議会

代表質問/健康推進施策について

胃カメラによる胃がん検診はいつから実施か
健康推進施策として、胃がん検診についてお伺いいたします。がん検診の受診率の向上や、内視鏡による胃がん検診などは、科学的根拠に基づく質の高い検診を実施するため、清瀬市がん検診受診率向上委員会を設置し、目標や方策について検討を進めるとありますが、特に消化器の内視鏡検査は市民待望の検査と言えます。

具体的に実施が予定される時期や詳細についてお伺いをいたします。
【答弁/澁谷桂司市長】
がんは近年医学の進歩により、早期発見をすることで治療の可能性も格段に向上してきているというところでございます。

本市では、これまでも国のガイドラインに沿ったがん検診を実施してまいりましたが、清瀬市、ここ数年間、がんに関わる医療費は増加傾向にあるというのが実態でございます。そこで本市では、がん検診の効果的な実施方法などを検討するため、来年度、令和6年度に清瀬市がん検診受診率向上委員会を設置させていただくことといたしました。

この委員会には、清瀬市医師会及び医療機関の専門医の先生の皆様にご参加をいただき、具体的な対象者や検査内容などをご検討いただく予定であります。

ご質問いただいております、内視鏡による胃がん検診につきましては、市内医療機関のご協力をいただきながら、令和7年度より実施をさせていただきたいと考えているところでございます。
胃カメラによる検診は厚労省の認可待ち
健康施策、胃カメラは、本当に待望の検診です。特に、胃を患っていらっしゃる方はたくさんいて、集団検診ですから、病巣を発見し、それを治療につなげていくことで生命を、危険を下げていくという仕組みなので、国のエビデンスが必要。国からのお金を頂いて検診をしている以上は。

ピロリ菌の除菌は保険診療対象
しっかりとした国の厚生労働省の指針があって、そのガイドラインによりエビデンスのある検診方法でないと、この検診はしっかりと死亡者を減らしますよというエビデンスがないとなかなかそれを採用できないということで、本来で言えば、ヘリコバクター・ピロリ菌の有無は胃がんに直結すると分かっているわけで、ヘリコバクター・ピロリ菌の除菌そのものは健康保険の対象になっている。これ内視鏡による除菌じゃないと駄目だそうですが、除菌費用は健康保険の対象になっているので、本来であれば、その有無、ピロリ菌を持っているか持ってないかの検診は本当は集団検診でできたら、いわゆるABC検査ができたらいいと思いますが、これは国の指針を待たなければいけないんで、待っていてください。



Posted by takosuzuki │ ■議会報告/City Concil Report | 優しいまち-福祉