2024年08月01日

■ゲリラ豪雨への対応が清瀬市の課題。

中里1丁目野火止自治会

今夏の暑さはまさに灼熱の言葉がピッタリの激しい暑さです。まさに異常気象ですね。暑さもさることながら、線状降水帯によるゲリラ豪雨も頻発し、とても心配です。

去る7/22(月)また7/31(水)のいずれも日没前後の、しかも短時間の豪雨は凄まじかったです。特に7/31は、清瀬の正確な降水量はわかりませんが、近隣の朝霞市は時間あたり100mmだそうで、おそらく清瀬もかなり近い量が降ったと思われます。不幸中の幸いは短時間だったために、大きな被害はなかったようです。

空堀川や柳瀬川の両河川もこれまでに比べると、目視ではMAXに対して6割くらいだったでしょうか。これが1時間も降り続いたら、間違いなく川も決壊の恐れがあったでしょう。

とはいえ、清瀬市内には冠水する道路はこれまでもあり、清瀬郵便局の交差点、役所の交差点、新小金井街道のコンビニ付近などなどは、やはり今回冠水し一部通行止めとなりました。

何しろ一番の心配は川が決壊して人が流されるような人的な被害、または家屋へ浸水し生活に支障きたすような被害です。

その意味では、河川決壊が最も警戒しなくてはなりませんがこれはまずは都の仕事なので、清瀬市としては住宅地の増水地域を注視すべきで、中でも中里一丁目の都営住宅北側住宅は最も心配なところです。ここはこれまで何度も床下浸水があり、2年前に大きな予算をかけて地下に浸透桝を設置した地域でした。

豪雨による住宅浸水対策、実現しました。【中里1丁目】 2023年05月20日記事

冒頭の写真は、住民の方からご提供頂いた今回(7/31)の写真です。ご覧のようにかなり増水したようでしたが、これまで浸水した住宅が床をあげて建て替えたことなどもあり、住宅への浸水はなかったようです。水も早く引いたようですので、それなりの効果はあったのでしょう。

しかし、なにしろ浸透桝なので短時間での豪雨には為すすべがありません。今回のようなゲリラ豪雨への対処は今後の課題として頂きたい思います。


20240723

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ちなみにこの写真は、7/22の豪雨の翌朝、道路に流れ出た土砂です。役所に連絡するとすぐに撤去して頂きました。

20240731

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上の2枚は、昨日(7/31)豪雨で市内をパトロールした際、やはり土砂は流出していました。やはり夜間にこのままだと危険なので役所にご連絡すると、すでに19時を回っていましたが役所の担当課の方々はまだいらっしゃり、できるだけ早く対応するとのことでした。パトロールを終えての帰途、その現場に行くと役所の方々が土砂の撤去に来られていました。本当に頭が下がります。ありがとうございました。

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【これまでの質問・提案】
豪雨対策としての止水板設置に補助金を/令和元年9月議会
水位モニターの増設を/平成30年決算特別委員会
豪雨災害に備えよ/平成31年6月議会
実効性のあるゲリラ豪雨対策を/平成30年12月議会
河川氾濫危険地域への情報配信体制整備を/平成30年9月議会
豪雨対策について/平成30年3月議会
豪雨災害に対する対策を/平成29年9月議会
ゲリラ豪雨による冠水対策を/平成28年9月議会
冠水対策として浸透性舗装を/平成23年度決算特別委員会
家屋を浸水被害から守れ!!/平成23年度6月議会

Posted by takosuzuki │ ■活動日誌/BLOG