2025年09月19日
★柳瀬川回廊を都立公園に/令和7年9月議会

母なる清流・柳瀬川への想い
柳瀬川に関連する提案は、これまで何度もさせて頂きました。それは柳瀬川が私にとって我が故郷の象徴であり、母なる大地ならぬ母なる清流であるからです。それは清瀬市民、誰人にとってもそうあれかしと願うものです。
前回の第二回定例会にて、柳瀬川金山公園から城前橋に至るエリアを河川公園として都立公園化すべく計画に明記すべし、との提案をしました。
その後、よくよく考えてみればそのエリアに限ったことでなく、柳瀬川回廊全体こそ、都立公園として将来計画に入れていくべきと思い直しました。
柳瀬川回廊の価値と深刻化する老朽化
言うまでもなく「柳瀬川回廊」は、清瀬市の「緑と水の拠点」として位置づけ、柳瀬川流域で利用者がレクリエーションを楽しみ、自然とふれあうことのできる水辺空間の創造を目的に、平成 18 年、星野市政の時に「柳瀬川回廊構想」として策定、整備をされました。今日、水と緑を生かした都市のオアシスとして、また市民活動の拠点、自然観察の場、そして日々の散策路として、本市の象徴的なエリアとなっています。
しかし、整備から年月が経ち、現在、回廊の老朽化は深刻な問題です。舗装の劣化、ベンチや手すりの腐食、そして樹木の管理など、維持管理にかかる費用と労力は年々増大しています。清瀬市の財政が今後さらに厳しさを増す中で、回廊の魅力を維持していくことは、大変厳しい課題であることでしょう。
市の財政負担の限界と都立公園化の必要性
そこで、この美しい回廊を次世代に確実に引き継いでいくため、そして持続可能な管理運営をしていくために、都立公園化を提案するものです。もとより、柳瀬川は一級河川であり、その管理は本来、国ないし東京都です。柳瀬川回廊は、都の土地を市が借り受け、市の予算で遊歩道や緑地として整備・管理されていると承知しています。
市として、長期総合計画において「水と緑が織りなす潤いのあるまちづくり」を掲げ、柳瀬川回廊をその核と位置づけてはいますが、その管理を市単独の財政負担で継続していくことには、限界があるのではないでしょうか。本来の都管理に戻し、都立公園として整備・管理してもらうことが、この回廊を最も効率的かつ質の高い形で維持・発展させる道であると考えます。
都立公園化による質の向上と広域的な利益
柳瀬川回廊の都立公園化は、清瀬市の財政負担を軽減するだけでなく、回廊自体の質を飛躍的に向上させる可能性を秘めています。東京都の潤沢な予算と専門的な管理ノウハウを活用することで、より安全で魅力的な施設への改修や、イベントの開催など、新たな活用方法も生まれてくるでしょう。また、柳瀬川は流域の自治体、例えば新座市や東村山市にも広がっており、都立公園化は流域全体の一体的な環境整備に繋がります。これは、都民全体の利益にも資するものではないでしょうか。
長期総合計画への位置づけと東京都への働きかけ
市民が誇りに思える柳瀬川回廊を、持続可能な形で未来へ継承していくために、
今般の「清瀬市長期総合計画」に位置づけ、東京都に対し積極的に働きかけていくべきと考えます。ご所見をお伺いいたします。
【答弁/田村文義都市整備部長】
私からは、公園行政の柳瀬川回廊を都立公園に、についてご答弁させていただきます。
市民に親しまれる柳瀬川回廊
柳瀬川は清瀬市の豊かな自然環境を象徴する存在であり、中でも柳瀬川回廊につきましては、四季折々の風景や憩いの場として、多くの市民の皆様に親しまれてきた、市の誇るべき資源であると考えております。
このような自然と調和した遊歩道が、地域の魅力や市民の暮らしの質を高めていることは非常に意義深いことであり、今後も引き続き市民に愛される空間として維持管理していくことが重要であると考えております。
厳しい財政状況と広域的な連携の必要性
一方で、議員ご指摘のとおり本市の財政状況は依然として厳しい局面にあり、生活インフラや福祉、教育など多岐にわたる行政需要への対応と併せて、公共空間の維持管理を安定的に続けていくことは、決して容易なことではない状況となっております。
そのような中、柳瀬川回廊のような広域的な価値を持つ河川空間の保全、活用に関しては、市だけで完結させるのではなく、東京都とも連携しながら進めていく視点が、今後ますます重要であると認識しております。
都立河川遊歩道公園化に向けた協議
ご提案いただきました都立の河川遊歩道公園としての整備管理につきましては、今後の選択肢の一つとして、他市の事例や都の管理方針を踏まえながら、東京都の関係機関と協議・調整を行ってまいりたいと考えております。
第5次長期総合計画への位置づけと持続可能な管理
また、第5次長期総合計画への位置づけにつきましては、以前、鈴木議員よりご提案いただきました中央公園、看護大学校、リハビリテーション学院跡地などを含めた地域一帯の都立公園化を含めて、都立公園の整備について位置づけてまいりたいと考えております。
あわせて本市としても、引き続き市民の皆様と共に柳瀬川回廊を守り育てていく意識を大切にしながら、ボランティア活動や市民協働による維持管理の在り方、さらには、都や国の補助制度の活用など、持続可能な管理運営の手法について幅広い視点から検討を進めてまいりたいと考えております。
自然と共生する環境維持への決意
自然と人が共生する魅力あるまちづくりの一環として、柳瀬川回廊の価値を今後も大切にしながら、可能な限り良好な環境の維持に努めてまいります。

柳瀬川回廊の起点となっている梅坂橋付近
日々の散策で見える劣化と他市との差
まず、柳瀬川回廊を都立公園に、ということですけれども、これも、私も何遍も申し上げていますけれども、今暑くて、機会がないんですが、柳瀬川回廊をずっと毎日歩いていまして、人生の来し方行く末について考えているということを毎日しています。よくよく観察すると、劣化が激しいんですよ。
柳瀬川回廊として、清瀬市は河川整備を、また、河川の遊歩道整備を進めているけれども、考えてみれば、東久留米における黒目川や落合川とか、そういうところを見ると、やっぱり同じように遊歩道整備がされているけれども、特段、清瀬のように回廊としての整備をしているわけではない。このままいったらやっぱり、せっかく柳瀬川回廊って言っているけれども、よそにある遊歩道と同じようなものになってしまうということが、残念だということが、今回の質問であります。質問というか提案でありますね。
清瀬特有の自然を守るため、東京都の力を借りる
黒目川とか、落合川とか、またどうもほかの市はよく知りませんけれども、柳瀬川回廊というだけの、いわゆる河川としての大きさや美しさ、そしてまた隣接する雑木林、こういう自然のロケーションというのは、清瀬特有のものだし、これやっぱり都の力もお借りしながら、しっかりと整備をしていただきたいと思っています。
とはいえ、清瀬市ではお金がないし、しっかりと必要なところに必要な予算をかけるという意味では、なかなか回廊にお金をかけてくというのは後回しになりがちであるし、そういう意味では、潤沢な予算を持っている東京都にお任せしようじゃないかという発想が、今回の提案ですけれども、
現状のメンテナンス対策と将来の財源確保
現状、雑草対策やメンテナンス、老朽化に対して、どのような具体的な対策を、市として進めておられるかお聞きします。
そして、また今後、都立公園になると言ったって5年10年先の、5年ということはないでしょうね、きっとね。10年ぐらい先のことになるかもしれませんし、それまで市としてやっていかなければいけないので、維持管理費用について、どのような財源確保の方策を持っておられるか、お聞きします。
【答弁/田村文義都市整備部長】
柳瀬川回廊の管理につきましては、東京都と河川維持や保全地域の管理委託を受けて、除草等を業務委託で実施しているほか、金山緑地公園は、駐車場収入を活用して、通年でシルバー人材センターへ委託を行っております。また、台田運動公園は、市の作業員が除草を行うなどして管理を行っております。
年間にかかる費用でございますが、令和6年度決算で申し上げますと、歳入が東京都からの管理委託金や金山緑地公園の駐車場で約1,100万円、歳出が職員人件費を除く費用として約2,200万円となっておりますので、差引きで約1,100万円の一般財源がかかっております。
それから、東京都の河川保全地域の管理委託金につきましては、適正な金額を要望してまいりますが、その他一般財源で対応する必要のある費用につきましては、現状では駐車場収入以外での安定財源がない状況となっておりますので、持続可能な運営管理を行うには、あらゆる視点で、確保方策を検討していく必要があると考えております。
管理委託金の対象と「片側」だけの管理事情
今、都からの管理委託金というのが出ているというお話がありまして、都からお金も出ているのではないかと私思ったんですけれども、お伺いすると柳瀬川回廊としてお借りしているのは河川のうちの片側だけなので、管理して、お借りしていない柳瀬川回廊じゃない部分、反対側、例えば、柳瀬川であったら、当然所沢は柳瀬川回廊じゃなくて、空堀川に至っても、東側は回廊だけれども、西側は違うわけで、そっちのほうは雑草取りとかメンテもしなければいけないけれども、それは市でやってちょうだいよと。その部分についてはお金を出すよというようなスキームだと伺いました。大体そんな感じですね。
しっかりこれは要望して、計画化して、長い年月をかけて、しっかりと交渉していっていただきたいと思います。
Posted by takosuzuki
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